旅人バトル

July 17th, 2014 in Gifu

 

旅をしてから思っていたけれど、旅をしてきた人と話すとどうもお互いの旅の自慢話しになってしまうということ。べつに自慢しているつもりはさらさらないのだけど、だって事実を話しているだけだし。でもそれが事実だから話している自分は楽しい。しかし、相手の話しを聞いていると、たまにふーんその国べつに興味ないわ。とかだから?あたしも同じようなことしてきたよ?となって、聞いていていつも楽しい訳ではない。だから相手もそう感じているはず。はずね。結局自分がそこの国に行かなきゃわからないし、自分にとっては違う考えをもつ国になるかもしれない。つまり、旅人同士の話しってオレ・ワタシすごいっしょ?しょ?しょ?みたいな。自慢バトルなわけよね。旅人に限らず、普段の生活からも人間は自分をよく見せようとしているだろうけど、旅話しはそれが凝縮されている気がする。とさっきシャワーあがり、しかも風呂場から脱衣所への一歩でこのことを思ったのです。

話していてタメになることはすごいあるし、これからも話したいって思うけどね!でも賞味期限ならぬ、経験語る期限を自分の中で設けようかと思う。情報はすぐに新しくなるのです。だから旅中にどこどこの宿が安いとか、どこのご飯はおいしいとかBlogとして残しませんでした。だってその人が旅するとき、もし私のBlog読んだとしてもその情報はもう全然新しくないから。そして、その人独自の旅にしてほしいなって思うし。新しいことを自分で見つけて今後の糧にしてほしなって。誰かの足跡たどたって楽しくないでしょ?他人に発信することももちろんすばらしいけども!私はそう思うのです!

ゲストハウスに住み込みをしているとそういう話しになりがちだし。ま、自慢している私もいるわけだけど。大して旅もしてないのに。なんかそれが嫌になってきたというか、以前は世界を回ってる人はどれだけ心が豊かなんだろうと考えていたし、その人達の話しを聞きたいと思っていたけれど、結局みんな同じ人間よね。旅をしてなくても心が豊かな人は豊!輝いてる人は輝いてる!今私自身に旅欲がないから余計かもしれないけど。話しを聞いてもふーんとなってきている。行ってみたい国はあるけれど、今ではないなと。旅をしたい・してる人と話すからお互い楽しいのであって、興味がなければそれでおしまい。ただの自慢話しにすぎないってこと。

 

最近まったくえっちな話しはしてないけれど、毎日ローターと健全なお付き合いをしています。Vancouver行きたい。イキたい。

 

Anne